実家暮らしは悪なのか！？

オタク婚活コラム

2024.02.14

みなさまこんにちは！結婚相談所とら婚コネクトです！

今回のテーマは若干重めの話題です…。

【実家暮らしは悪なのか！？】

つい先日、このテーマがSNSを中心に各所で話題になりました。
”色々な意味で”盛り上がったこのテーマを婚活目線で見ていきましょう。

1.実家暮らしは悪なのか？

結論から申し上げます。

実家暮らしは悪ではありません。

繰り返します。

実家暮らしは悪ではありません。

もう一度言います。

実家暮らしは悪ではありません。

なぜこんなに繰り返したのかというと、実家暮らし＝悪い事　と捉えてしまっている方が一定数いるからです。
そして残念ながら、現在進行形で絶賛実家暮らし中の方でも、そう思ってしまっている方がいます。

２.実家暮らしはの未婚者は〇〇

少し古いデータですが、総務省統計研修所の「親と同居の未婚者の最近の状況（2016 年）」によると、
「親と同居の壮年未婚者（35-44 歳）」は2016年で全国に288万人（35-44歳人口の16.3%)、
「親と同居の若年未婚者（20-34 歳）」は908万人（45.8%）　とうデータがあります。

多い少ないの議論は置いておいて、親と同居している未婚者が一定数いるのは事実です。

先ほど、実家暮らしは悪ではない　と言いましたが、では何なのか。

婚活の場においては、実家暮らしは”不利”なのです。

もう少し正確に言うと、「不利になる場合がある」と言うべきかもしれません。

3.何が不利なのか

言うまでも無い話ですが、何故婚活では実家暮らしが不利になるのか。
思いつく限り羅列してみましょう。

・親に甘えてそう
・家事をやってなさそう
・支出を把握してなさそう
・結婚しても家事をやってくれなさそう
・結婚後の家事に高いハードルを求めそう
・親族間の距離が近そう
・結婚後も親が家庭に介入しそう
・収入が少なそう
・納税や行政手続きを知らなそう

まだまだありそうですがこの辺りで…。😢

要するに、蔑称としての「こどおじ👨」「こどおば👩」に当てはまる人たちのイメージですね。
逆に一人暮らし経験アリなら、これらは経験があるとみなされるのでその分安心感がありますね。

「自分はそんなんじゃない！家事はしっかりやっているし生活費も入れてるし貯金もしている！！」
…と、勝手にレッテルを貼られることに不快な気持ちを抱く方もいるでしょう。

婚活の場においては、残念ながらこういった「～そう」といった印象だけでお断りをされる場合があります。
「～そう」が事実ではなかったとしても、事実かどうかは重要ではないのです。
こういった「～そう」が事実である可能性を持っている人と持っていない人、婚活の相手候補にはどちらも存在していて、どっちもいるなら後者を選ぶよね！というだけの話です。

既に一人暮らしをされた方なら、こういった経験があるとみなされるのでその分安心感がありますね。

IBJでは、相手のプロフィール中を見れば親と同居しているかどうか簡単に判別できます。
先ほどのようなネガティブな先入観を持っている人は、プロフィールを見て「結婚相手として考えられるか」を判断しています。
プロフィールに書いていないことは確認のしようがないので、”実家暮らしだからやめとこう”と無慈悲に足切りされてしまうのです。

ここを指して、婚活では実家暮らしは不利だ　と申し上げています。

4.じゃあどうすりゃいいのさ

不利なのはわかった、でも一体どうすりゃいいのさ…！？

現在実家暮らしの婚活戦士諸君、戦い方はあります！

①冷静に自分のステータスを把握する

先ほど挙げた「～そう」を冷静に考えて、自分が当てはまっているかどうかを確認しましょう。

・親に甘えてそう　→　☐家事全般、支出、買い物、行政手続き等親じゃないとわからないものが多い
・家事をやってなさそう　→　☐自分が習慣的に行っている家事が５つ以下である
・支出を把握してなさそう　→　☐今の家計の固定費と変動費、それぞれ今の支出状況がわかる
・結婚しても家事をやってくれなさそう　→　☐結婚生活に向けて取り組んでいる家事が３つ以上ある
・結婚後の家事に高いハードルを求めそう　→　☐結婚後の家事水準を今の状態から落としたくない（食事の品数、洗濯掃除の頻度など）
・親族間の距離が近そう　→　☐結婚後家を出るので、できる限り親と会うようにしていきたい。
・結婚後も親が家庭に介入しそう　→　☐結婚後、何かあったら親の助けを期待したい。何かあった時にすぐに来てくれる距離に住んでいたい。
・収入が少なそう　→　☐正直、貯金は平均より少ない
・納税や行政手続きを知らなそう　→　☐固定資産税や保険の支払い、役所に行ってやるようなことは親に任せている

上記の項目で自分が当てはまるものが３つ以上あったら危険信号です。今から対策を考えていく必要があります。
３つ以下の場合でも、今後どうしていくかは考えていきましょう。

②今後どうしていくかを考え、実行する

先ほど当てはまってしまった項目を、今後どうしていきたいか計画してみましょう。

例えば「料理は毎日作っているが洗い物は任せっきりだ」という方は食後の洗い物までを習慣化する。
貯蓄と呼べるような資産が無い方は、今から計画的に貯蓄を行う。
高収入な方であれば、家事を外注しても収支に余裕があるか確認する。

こうして、まず自分ができることから１つ１つ始めていきましょう！

③実行している内容をプロフィールシートに落とし込む

実行に移すところまで来たら、今度はそれをプロフィールシートに落とし込みましょう。

例えば
「将来に向けて家事に取り組んでいます。特に料理と掃除と洗い物は毎日行う習慣がつきました。現在は洗濯と日々の整理を修行しています」
「今後の結婚生活に備え、趣味へ使う額を抑え目にして貯蓄を行っています」
「結婚後は夫婦でしっかり安定した暮らしができるよう、来月から親元を離れ一人暮らしを始めます」

このように”将来に向けて何をしているか、何を目指しているか”を具体的に書きましょう！

そしてお見合いの席でもし聞かれたら、これらを堂々と言いましょう！

ご自分で取り組んでいること、計画していることなら自信をもってアピールしてOKです👍

現在実家暮らしをしているあなたが今できることはこれが最大限で最低限です。
決して、やっていないこと・思ってもいないことを書いたり口にしてはいけません🙅

”この人は今は実家暮らしだけど、将来に向けて頑張っているんだな”
”今は難しいけど、将来２人ならやっていけそうだな”

こう思ってもらえて、ようやく実家暮らしのマイナス要素がマイナスではなくゼロか若干のプラスになるのです。

ここまでやっても大きなプラスにはなりません。
実家暮らしに対する先入観はそれだけ強いといえます。

5.逆に”やってはいけない事”

実家暮らしであることを悲観するあまりやってしまいがちなNG行動もあります。

これらをやってしまうと「やっぱ実家暮らしはダメだな」と見切りをつけられてしまうので注意しましょう！

・実家暮らしの理由を説明し続ける

「〇〇という理由があって、なぜそうなったかというとＸＸで、自分は家を出たいんですが△△だから仕方なく・・・」と、語る言葉が多ければ多いほど沼にハマります。
もし何か特別な理由があるのだとしても、「〇〇という事情があって今は実家暮らしですが～」と、すぐに先の話につなげていきましょう。
お相手が知りたいのは”なぜそうなのか”ではなく”これからどうするのか”でしかありません。

・批判的意見を述べる
「実家暮らしにはこんなにメリットがあるんです！一人暮らしすればいいってもんじゃないんです！そもそも実家を出る理由がありません！」
心の中で思うのは結構ですが、それを聞いてお相手が「そうですね！仰る通り！実家暮らし最高！イエェェェェア！！Foo！🤯」とはならないですよね。
「自分とは考え方が合わないな」で終わりです。それか実家暮らし派と一人暮らし派の戦争になるだけです。

『戦争！　戦争！　戦争！』

よろしい　ならば戦争だ

・何もしない、やらない理由にこだわる
今やらなくても何とかなってるから何もしない、必要になった時にやれば良い。
なるほど確かにそういう考えもあります。

残念ながら多くの場合、結婚後もやらないパターンです。
あるいは夏休みの宿題を最終日に泣きながらやるような、本当に追い込まれるまでため込むタイプです。

仮に本当はやる人だったとしても、相手からはそう見えていません。
「この人やるやる言って何もしなさそうだな・・・」で終わります。

番外編
・相手が実家暮らしであることを詰問する

実家暮らしの人とお見合いする際の事です。

実家暮らし自体は悪ではありませんが、これは悪です。最悪です。
あるテレビ番組でもそういった場面がありましたが、本当に良くないです。

実家暮らしに否定的な意見を持つのは構わないのですが、そもそもIBJではプロフィールシートに「同居」と書いてあります。
そんなに実家暮らししている人が嫌なら、会わなければ良いだけの話です。

「何か事情があるのかな？」と聞くくらいなら構わないのですが
「なんで実家暮らしなんですか？普通自立しますよね？そんなんでこの先やっていけるんですか？」
と詰められた先にあるのは対立でしかありませんよね…😢

👿”実家暮らし”は所詮…令和の時代の”敗北者”じゃけェ…!!!

🤬ハァ…ハァ… 敗北者……？　取り消せよ……!!!　ハァ…　今の言葉……!!!